2014年5月14日(水)嶋崎了さんフライフィッシング講習会

2014年 5月14日(水)
嶋崎 了さん フライフィッシング講習会

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町中の川で、巧みなキャスティングが駆使される。 

ティムコ社の嶋崎了さんが広島に来られた。
別の県のショップのイベントへの参加と西日本を釣り歩く旅の途中の来広という訳だ。
広島ささきつりぐのイベントとして、キャスティングとタイイングの講習会が行われることになった。この日はあいにくの雨模様だったが、参加者はそんなこと気にする事もなく潮位の下がった京橋川の一角でロッドを振り始めた。

「面を動かすことが大事」嶋崎さんの言葉は基本中の基本なのに、ああそうか、と気付かされる。
参加者たちの悲鳴が聞こえる。嶋崎さんの言われた通り、そして自分の思い通りにならないからだ。
「ああ、そうか!」 「できたー」 参加者たちの声が聞こえるスクール。少人数ならではのリラックスした雰囲気の中のひと時だった。

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こともなげになんでもこなすその手に、ただただ見入るばかり。 

続いてささきつりぐの店内に帰ってタイイングのデモ。その前にお好み焼きでエネルギー補給も抜かりなし。嶋崎さんがお土産に買ってきてくださったケーキも絶品だった。
「今は大きいフライをよく使う」という嶋崎さんの旬のフライを巻いていただいた。
TMCエアロドライウイングがひと際目立つパターンは、このウイングが風を受けてゆらゆらと揺れてヤマメを誘うのだそうだ。そのためにはループノットが必須。
#9の大きめのフックサイズは巻く時にも使う時の視認性にも具合がいいと、参加者の人たちは食い入るように見ていた。

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細かなディテールまでこだわる嶋崎さんのタイイング。
「そこまではしないなあ」とのささきつりぐ店主の言葉に、
「これがヤマメにわかるかどうかはわからないけど」と嶋崎さんはおっしゃる。そして、
「まずは自分が釣れないと」と続ける。自分がその気になることが大事ということ。一同納得。
なんだか無性にキャスティングが、そしてタイイングがしたくなるような、そんな時間だった。
嶋崎了さん、ありがとうございました。